音楽のヤマハと同じ…ではなく別の企業です。ロゴマークは同じに見えますが実はちょっと違う。日本楽器製造株式会社※1 が時代のニーズに合わせてバイク製造を行う会社を立ち上げたのが1955年。その時すでに「ヤマハ発動機株式会社」という名前が与えられており、一度も社名を変えることなく現在までバイクを作り続けています。
SNSでは #ヤマハが美しい というハッシュタグが存在するなど、ヤマハ車はそのデザインにも特徴があります。それもそのはず、ヤマハ初の二輪車「YA-1」のカラーリングは東京芸術大学図案部の学生グループが担当、その後もヤマハバイクのデザインは外部のデザイン会社が担当し、工業製品の枠を超えた造形美を作り出してきました。その結果「RZ250」や「DT-1」など今なお色褪せないデザインを持つ名車も生まれています。
レースシーンでのヤマハでは、世界的スターの「バレンティーノ・ロッシ」と「YZR-M1」の名コンビをイメージするファンが多いと思いますが、他にも「ウェイン・レイニー」や「平忠彦」、急逝した稀代の天才ライダー、ノリックこと「阿倍典史」など、記憶に残るライダー達がヤマハ車を勝利に導いてきました。
最近は”ヤマハブルー”と呼ばれる青いボディのレーサーが目を引きますが、このイメージは市販車のYZF-Rシリーズに取り入れられ、人気となっています。
30~40代のライダーにとって思い出の1台はトラッカーブームの立役者「TW200」「TW225」かもしれません。TVドラマに登場したことで一気に火がつき、店頭や街中にTWが溢れかえって社会現象にもなりました。
ヤマハは他にボートやヨットなどのマリン事業や、「PAS」で知られる電動アシスト自転車、スノーモービルやATV※2 など多くの乗り物を制作販売するだけでなく、産業用ロボットや無人ヘリコプターなども手がけるなど、幅広い分野でその技術力の高さを見せています。
ヤマハは息の長いロングセラーモデルが多く、単気筒の「SR400」は発売から40年以上経過した今でも新車で買えます。他に2020年に惜しまれつつも生産終了となったオフロードバイク「セロー」が35年間、「V-MAX」(1985~2007)は外観をほぼ変えることなくマイナーチェンジのみで20年以上生産が続けられました。
若年層から支持されている「YZF-R25」やサーキット走行を愉しむ層に人気の「YZF-R6」「YZF-R1」などはMotoGPマシンさながらのデザインと、レースで培った高い走行性能で評価が高く、ヤマハを代表する車両となっています。
街乗り&ツーリングライダーには軽量スポーツモデルの「MT-25」や「MT-07」のネイキッドモデル、ハイパフォーマンス派には3気筒エンジンの「MT-09」やR1譲りのパワーユニットを積む「MT-10」もお勧め。
スクーターに目を向けるとフラッグシップの「T-MAX560」を筆頭に「X-MAX」(250cc)、「N-MAX」(125cc/155cc)などのMAXシリーズがずらり。スクーターブームを牽引した「マジェスティ」シリーズや、レースやチューニング&カスタム※3 ベース車として人気の「シグナスX」、女性からの人気も高い「Vino(ビーノ)」など個性豊かなラインナップが揃っています。
また、転ばないバイクを目指して作られた3輪スクーターの「トリシティ」は125ccと155ccに加えて2020年には300ccが追加ラインナップ。これらは1000ccのスポーツ3輪「NIKEN(ナイケン)」と合わせLMW※4 と呼ばれるヤマハ独自のテクノロジーを活かした新時代モビリティです。
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