ランブレッタは、イタリアのスクーターブランドとして1947年に誕生。その後、紆余曲折を経て2017年に復活したランブレッタが生み出した最初のプロダクトが、2018年に登場した「Vスペシャル」シリーズだった。エンジン排気量は、49ccと124cc、168ccの3種が用意され、伝統のスチール製モノコックフレームに搭載されていた。スタイリングは、往年のランブレッタデザインを踏襲したもので、そのデザインは、KTMなどでお馴染みのキスカ社が手掛けたものだった。なお、フロントフェンダーは、ボディに固定されたフィックスフェンダー(前輪の操舵に連動しない)と、可動式のフレックスフェンダーの2通りがラインナップされていた。このモデルは、排気量49ccのV50スペシャル。基本構成やUSB充電ソケットなどの装備は125や200と同一だが、後輪はドラム式ブレーキを採用していた。