2016年に発売されたYZ450FXは、4スト・モトクロスレーサーのYZ450Fをベースにしたクロスカントリー・エンデューロレース用マシン。日本国内向けのエンデューロレーサーとしては、4番目のモデルだった。449ccの水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。モトクロスレースとは違い、耐久レースに近いエンデューロレース向けに、エンジンやサスのセッティングが変更されており、装備や仕様も異なっていた。2017年モデルでセル始動のみとなり、2019年モデルでフルモデルチェンジされ、フレームから一新された。2021年モデルでは、圧縮比を13.0:1までアップさせた新エンジンを採用し、フレームもYZ450F用をベースに、エンデューロ走行に最適化されたものに変更された。※ナンバー取得、公道走行は不可