2000年代の半ば過ぎから、YZFシリーズの小排気量モデルとして、いくつかの国で販売されていたYZF-R15。日本では、YSPグループ(ヤマハの販売店)が輸入販売していた時期があった。アジア向けに多い150ccクラスのスーパースポーツで、現地市場の成熟に伴い、スポーツ志向が強まっていったことが人気の背景にあった。2021年9月には、インド市場向けのYZF-R15がモデルチェンジ。すでにインドでの販売も始まっていたフラッグシップ機YZF-R1との関連を強く感じさせるデザインが採用され、倒立フォークやトラクションコントロールを採用。アップのみ対応ながら、クイックシフターが、青色とシルバー(デラックス仕様として「YZF-R15M」とネーミング)にのみ設定された。※日本未発売モデル