プレスカブ50の実質的な後継モデルとして、2012年9月に発売されたのが、スーパーカブ50プロだった。優れた積載性を備え、そのために前後のサスペンションを強化したところなど、プレスカブ50と同じ。プレスカブ時代は、フロントバスケットとハンドル部分、双方に存在した丸型ヘッドライトが、スーパーカブ50プロではバスケット前だけになっており、前後のタイヤも小径化(14インチ)されて、より小回りが利くようになっていた。また、ロータリー式ミッションは4段変速となった。初期モデルは、スーパーカブ50がモデルチェンジするとともに、生産を中国の新大洲本田摩托有限公司に移したモデルをベースにしたもので、スーパーカブ50同様に新大洲本田製。2017年にスーパーカブ50がモデルチェンジしたのを機に、スーパーカブ50プロも再びモデルチェンジ。LEDヘッドライトを得たほか、生産が日本国内(熊本製作所)に変更された。