DJ-1Lは、1986年6月に発売された原付2種のスクーター。原付1種(50cc以下)のDJ・1Rをベースに、排気量56ccの空冷2スト単気筒エンジンを搭載していた。エンジン以外の車体は、DJ・1Rとほぼ同じで、ワイドレシオの無段階変速機(Vマチック)とあいまって、低速から中速まで、なめらかな走りを実現していた。ウインカーレンズがスモークタイプだったところと、バックミラーが左右に標準装備されていたことは、DJ・1Rとの違いだった。※なお、正式な車名表記は「DJ・1L」ながら、Jと1の間が中黒(・)ではなくハイフン(-)で繋がれることがあるため、ここでは併記した。