スプリントRSは、スポーツツアラーとして1999年に発売されたスプリントSTの派生車種として、2000年に登場した。基本的には、スプリントSTのハーフカウルバージョンではあるが、スポーツツアラー(ST)に対してのロードスター(RS)であるように、運動性能を重視したモデルだった。STでは片持ち式だったリアスイングアームは、両持ち式となり、キャスター角も、STの25°から24.5°に変更され、乾燥重量比で8kgのダイエットも行われていた。排気量955ccの水冷4スト並列3気筒DOHC4バルブエンジンをアルミツインスパーフレームに搭載するところなど、基本構成はスプリントSTゆずり。