GSX-S950は、欧州のA2ライセンス所有者向けモデルの「ベース車両」とするために、2021年6月に発表された。基本的には同年モデルのGSX-S1000と同様だが、排気量999ccの水冷4気筒エンジンは、最高出力が70kWに抑えられていた。これは、A2ライセンス所有者向けモデルでは、最高出力が35kW以下となっており、そのベース車両は70kW以下である必要があったためだった。トラクションコントロールは3段階切り替え式。イージースタートシステムやローRPMシステムも搭載されていた。※日本市場未導入