Vストローム1050XTツアーは、Vストローム1050XT(2020年-)をベースにした、モデル名どおりのツーリング仕様車。とはいっても、そもそもベースモデルがアドベンチャーツアラーとしての機能をふんだんに備えていたので、「ツアー」としての装備は、トップケースとサイドケースの3点セットが追加されたこと。それぞれ堅牢なアルミニウム製だった。排気量1,036.6ccの水冷Vツインエンジンやシャシー、電子制御などは、Vストローム1050XTに同じだった。トップケースの容量は38リットル、両側のサイドケースはそれぞれ37リットルで、計110リットル以上の大きさだった。※日本未発売モデルながら、トップ/サイドケースはオプション設定されていた