2004年のインターモト(ドイツ・ケルン)で登場。BMWモーター・スポーツ部門によるF-1からの技術をフィードバックして開発された、BMW初の前傾角55度、横置き直列4気筒エンジンを搭載するハイパワー・スポーツ・マシン。量産市販モデルとしては世界初となる電子調整式サスペンション(工場オプション)や新設計のフロント・デュオレバー・サスペンション・システムの採用、ストック状態で時速300kmオーバーをマークするなど、相変わらずBMWの前衛的なスタンスは健在。当時のKシリーズ・フラッグシップ・モデルとして、そのポジションを確固たるものにした。