KDX200SRは、エンデューロレーサーだったKDX200R(1988年)をベースに、保安部品等を装備することで、公道走行を可能としたオフロードトレール。平成になったばかりの1989年1月に発売された。エンジンは、198ccの水冷2スト単気筒で、35psの最高出力を発揮。ミッションは6段で、キックスタート式のみだった。翌90年には、ベースマシン(KDX200R)のモデルチェンジにあわせて、公道用のKDX200SRも、倒立フォークを採用。以降はカラー&グラフィックの変更を受けながら、93年モデルまで設定された。94年には、KDX200SRのエンジンを、216ccに拡大したKDX220SRが、後継モデルとして登場した(KDX220SRは、1999年まで販売)。