RG250Γ(1983-87年)、RGV250Γ(1988-95年)と続いた、スズキ250cc2ストレプリカの最終モデルが、1996年登場のRGV-Γ250SPだった。249ccの水冷2ストV型2気筒エンジンは、RGV250ガンマ時代の挟み角90°から70°へと変更されるなど、新型ユニットとなっていた。また、ここからスタンダードとSP仕様とが統一され、乾式クラッチやカセットミッションが標準化された。96年に240台限定でラッキーストライクカラーが発売されたほかは仕様変更なく、1999年に生産が終了した。なお、RGV-Γ250SPは、RGV250Γと同一とみなしてモデルヒストリーが組まれることがあるが、販売時名称も、エンジンもフレームも別物なので、バイクブロスでは単独の車種として設定した。