2001年5月発売のシグナス125SVは、シグナス125Si(1998年)の後継モデルとして登場した。軽量コンパクトが特徴だった先代(Si)の基本構成はそのままに、フロントブレーキを油圧ディスク式に変更したもので、平成11年排出ガス規制にも適合していた。シグナス125シリーズのディスクブレーキは、デラックスタイプの125D(1996年)に続く装備だった。シグナス125SVのあと、2003年には、4バルブエンジン・12インチホイールのシグナスXが登場し、ロングセラーモデルになっていった。なお、車名のシグナスとは「白鳥座」のことで、1982年登場のシグナス180以来、用いられてきた。