2011年モデルで新登場したデイトナ675Rは、デイトナ675(R無し)をベースにした上級仕様車だった。675ccの水冷3気筒エンジン(128ps)やフレームなどは、同年式のベースモデル共通で、そこに、オーリンズ製の前後ショックやブレンボ製のフロントブレーキキャリパーなどを採用していた。デイトナ675が2013年にモデルチェンジした際にも設定され、オーリンズのショックアブソーバ(フロントフォークにNIX30、リアサスにTTX36)、ブレンボ製のモノブロックフロントブレーキキャリパーのほか、クイックシフターを装備し、外装(前後フェンダー)にカーボンパーツを採用した。