インドでは2014年から、日本では2017年から販売された150ccネイキッドスポーツのジクサーには、フルカウル仕様のバリエーションモデルも存在した。それが、2015年に登場したジクサーSFだった。もともと、「ジクサー」というモデル名は、フルカウルスポーツのGSX-Rシリーズの愛称からとったものだったので、ジクサーSFのほうが、もともとの名称イメージに近いものだった。基本的な車体構成は、ネイキッドのジクサー同様。154ccの空冷単気筒SOHC2バルブエンジン、5段リターンのミッションを備えていた。また、ジクサーSFにはキャブレター仕様とフューエルインジェクション仕様が存在しており、それは価格差に反映されていた(キャブレター仕様車は、キック&セル併用)。また、ABSの有無も選択可能だった。※日本未導入モデル(2019年1月現在)