FZ-FIは、インド市場で生産販売されたスポーツネイキッドモデル。排気量149ccの空冷4スト単気筒SOHC2バルブエンジンを、2000年代からのFZシリーズらしい筋肉質なデザインのシャシーに搭載していた。2019年モデルのプレスリリースによれば、開発のコンセプトは、FZシリーズの一員らしく「力強く、街中を駆け抜けるアーバンファイター」となっており、インドの20代男性が主な購買層に設定されていた。FZ-FIをベースにして、アンダーカウルなどを装着した上級仕様も設定され、FZS-FIとしてラインナップされた。バイクブロスでは、インドヤマハの車種区分に従い、FZS-FIを別車種として項を分けた。