GV250Rアバンギャルドは、ヒョースンモーターが2024年10月に日本市場で発売した250cc(軽二輪)クルーザーだった。搭載したのは、GV300Sボバー用をベースに、ストローク量を少なくした排気量248.4ccのV型2気筒SOHCエンジン。このエンジンを搭載する別の2モデル(GV250SボバーとGV250S-EVOシュプリーム)との同時発表だった。但し、「アバンギャルド」(前衛的・革新的)というモデル名にもあるように、前述の2モデルとは異なる特徴が与えられていた。それが、特徴的な外装や排気系のデザインであり、モノショックタイプのリアサスであり、ベルト駆動を採用したことや、スマートキーなどの装備だった。切削加工されたホイールもGV250Rアバンギャルド独自のデザインで、サイズはフロント16/リア15インチ。その点はGV250Sボバー及びGV250S-EVOシュプリームと共通だった。