2012年に発売されたYB125SPは、中国市場向けのYB125(2004年~)をモデルチェンジさせるかたちで登場した。生産は重慶の、販売は上海のヤマハグループ会社が行っていた。空冷4スト単気筒エンジンをオーソドックスなスタイルのシャシーに搭載したYB125SPは、二人乗りも快適なロング・ローシートを採用し、リアキャリアはリアシートと高さが同じで、大きな荷物を積むことができた。なお、バリエーションは4通り設定された。それらは、ホイールの違い(キャストかスポーク)、フロントブレーキがディスクかドラムか、フェンダーなどがメッキパーツか否かで見分けられた。