スピードトリプル1200RXは、2025年5月に発表された限定仕様車だった。ベースモデルは、2025年モデルでマイナーチェンジを受けたスピードトリプル1200RSで、オーリンズ製のセミアクティブサスペンション（Smart EC3）を搭載。限定台数は1,200台（世界）だった。ベースモデルとの主な違いは、バーハンドルではなく、セパレートハンドルを採用し、前傾したライディングポジションを取る必要が出ていることや、電子制御式（オーリンズ製）のステアリングダンパーを採用していたこと、アクラポビッチ製のサイレンサーを標準装備していたことだった。その他、シート、ステップなども異なっていた。搭載したエンジンは、総排気量1,160ccの水冷3気筒DOHC4バルブユニットで、183psの最高出力と128Nmの最大トルクを発揮。これは同年式のペースモデルと同じだった。※日本市場では、2025年6月中旬に発売されるとアナウンスされた
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