ドリームCB350エクスポートは、1968年(昭和43年)に発売されたロードスポーツ。同時に、ドリームCB350も発売された。「エクスポート」という名称は、その意味の通り「輸出仕様」というところだが、海外向け専用モデルではなく、日本国内で販売された。排気量325cc空冷4スト並列2気筒OHCエンジンをセミダブルクレードルフレームに搭載し、5段リターン式のミッション、前後ドラムブレーキ、前後18インチのホイールが組み合わされていた。1970年のマイナーチェンジでは、フロントブレーキ操作でもブレーキランプが点灯するようになるなどの変更を受け、71年にも小変更。72年には、排気音などを低減した。この際に、最高出力も36psから32psに引き下げられた。71年には、上級仕様のCB350セニアが登場していた。