ツイートは、スクーターとしては大径の前後16インチホイールを履いて、凹凸のある路面を安定して走行すつことができた。欧州では、市街地に石畳が残っていることがあり、シティコミューターに大径ホイールが用いられることは珍しくなかった。排気量は、50cc、125cc、150ccとラインナップされていたが、日本市場には、サ最大排気量のツイート150が、「スペシャルエディション」として、2019年8月に導入された。この日本向けモデルは、空冷4スト単気筒150.6ccエンジン搭載のツイート150をベースに、ハンドルグリップ部までも覆うかたちの大型ウインドスクリーンと、リアのトップケース(容量30リッター)を標準装備したものだった。フロントブレーキにABSを標準装備。日本導入時、欧州では装備義務があった。