ディオフィットは、丸みを帯びた柔らかいシルエットのコンパクトなボディに、ディオ・スーパーディオ系の空冷2スト単気筒49ccエンジン(AF18E)を搭載したスクーターとして、1997年6月に発売された。発売当時のディオ・シリーズには、スポーティなライブディオ系と、ベーシックタイプとしてのスーパーディオ、バスケット付きでお買い物仕様のディオチェスタがラインナップされていたが、その中でディオフィットは、主に女性に向けて、通勤や通学のために手軽に乗ることができる扱いやすいスクーターであることをアピールしていた。デザインは、フロントフェンダーが独立するなど、ちょっとクラシックな構成。シート高は低めの690mmに設定されていた。特別色モデルの設定と、1回のカラー変更を経て、カタログラインナップから外れた。