ホークCB250Nの登場は、1979年7月のこと。2年前に発売されたホークCB250Tをベースにしたヨーロピアンスポーツタイプだった。全体のスタイルは、同年6月デビューのCB750Fに似たもので、ホークCB250Tでは5速だったミッションには、6速目が与えられ、シングルディスクだったフロントブレーキは、ダブルディスクに強化されていた。1万回転時に26psを発揮するショートストローク型の空冷4スト並列2気筒OHC3バルブエンジンは、シリーズ共通。ハンドル形状は、セミフラットタイプとアップタイプが用意されていた。翌80年には、さらにスポーツ性を高めたスーパーホークが登場するが、ホークCB250Nも併売された。