ストリートトリプル765モト2エディションは、2022年11月初頭に、2023年モデルとして発表された限定車。名称からも分かるように、モトGPの中量級クラスである「モト2」に、トライアンフがエンジンを供給していた(2019年から)縁で設定されたモデルとなり、デイトナ765のモト2エディション(2019年)に続くものだった。排気量765ccの並列3気筒エンジンは、2023年モデルのスピードトリプルRSと同様で、最高出力は130馬力を記録。エンジン以外も基本的にはスピードトリプルRSと同じ仕様ながら、ハンドルはバーではなく、クリップオンタイプが採用されており、フロントフォークはオーリンズ製のフルアジャスタブルタイプが用いられていた(RSはショーワ製)。世界限定で765台のみが生産され、トップブリッジにはシリアル番号が刻まれていた。