スクランブラー・シックスティ2は、2016年モデルで新登場した。ドゥカティ スクランブラー・シリーズは2015年から800ccクラスで展開されていたが、シックスティ2は、排気量399ccの空冷Lツインを搭載し、日本では普通二輪免許での運転が可能だった。とはいえ、単なる800cc版の排気量縮小版というわけではなく、燃料タンクやフロントフェンダーは専用設計。フロントフォークは正立式で、リアタイヤ幅も160mmとスリム。キャストホイールであることを除けば、「スクランブラー・クラシック」よりも、よりクラシックな雰囲気を持つモデルだった。