50cc版のストリートマジックの場合、ロードスポーツ(50と50S)の数か月後にオフロードルックの50Ⅱが登場したが、アドレス110用の113cc空冷2ストローク単気筒エンジンユニットを搭載した110の場合は、まずⅡからのデビューとなった。その、ストリートマジックⅡ 110(TR110SD)のリリースは、1998年6月のこと。その2か月後に、50Sの110版となるストリートマジック110が姿をあわらし、5モデルそろい踏みとなる。ストリートマジック110Ⅱの装備構成は、50Ⅱと同じ。パイプガード付きの丸ヘッドライト、フロントアップフェンダー、リアキャリアなどだった。なお、排気量区分としては2人乗り可能ながら、1人乗り仕様だった。