2007年3月から発売されたスカイウェイブ250タイプMは、オートマチックスクーターのスカイウェイブ250に、7段マニュアル変速機構を装備したバリエーションモデル。とはいえ、スポーツバイクのようなトランスミッションを搭載しているわけではなく、CVT式の無段変速機を、電子制御によって有段変速機であるかのように作動させるというシステム。この電子制御式CVTによって、通常時の「ドライブモード」のほか、「パワーモード」「7速マニュアルモード」「MTアシストモード」という計4モードの変速パターンを選ぶことができた。2008年3月にはマイナーチェンジを受け、5モード設定となるなどの変更を受けた。大きな仕様変更はここまでで、2012年のマイナーチェンジは車載工具の内容変更などにとどまっていた。平成28年排出ガス規制を前にカタログ落ちした。