2018年モデルで新登場したRX125は、欧州でのA1ライセンス(日本での原付2種とほぼ同じ)で乗れるエントリーユーザー向けのオフロードモデルだった。124.2ccの水冷4スト単気筒DOHC4バルブエンジンは、4ストレプリカのRS4 125と同系統のもので、スチール製のツインチューブフレームに搭載されていた。フロントフォークは倒立タイプ。ブレーキはABSを装備した前後ディスクブレーキを装備して、ユーロ4規制に適合していた。オフロード(エンデューロ)モデル・RX125の姉妹車には、前後ホイールを17インチとしたモタード仕様のSX125も設定されていた。2021年モデルでマイナーチェンジを受け、欧州の排気ガス規制・ユーロ5に適合した。2025年モデルでは、ユーロ5+(プラス)規制をクリアするために再び仕様変更を受けた。ここでは、灯火類を全てLEDに変更するとともに、デザイン変更を受け、カラー表示のメーターパネルを採用した。