XLR250バハは、1986年デビューのXLR250Rをベースに、大径2眼ヘッドライトや後輪ディスクブレーキを採用したモデルとして1987年12月に発売された。排気量249ccの空冷4スト単気筒エンジンには、オイルクーラーも装備されていた。BAJA(バハ)とは、世界で最も過酷なオフロードレースのひとつである「バハ・1000マイルレース」が開催される、アメリカのバハ・カリフォルニア半島に由来していた。1991モデルで足回りの変更を受けながら、1994年モデルまで生産され、のちにXR250バハへと引き継がれた。※ホンダによる正式なモデル名は「XLR BAJA」だったが、ベースモデルとの対比を行いやすくするために、この項では250を加えて表記した