2014年に発表され、2015年モデルからスタートしたドゥカティ スクランブラー・シリーズ。モンスター796用ベースの空冷Lツインを搭載した、ドゥカティのニューラインだった。モンスターやムルティストラーダなど他のシリーズと異なるのは、名称は「ドゥカティ スクランブラー」となっていたこと。ドゥカティの一部ではあるものの、ライフスタイルの提案などを含めて、独立したブランドとされていた。スタンダードのアイコンを含む、同年の他のドゥカティ スクランブラーは、リアフェンダーとナンバープレートホルダーをスイングアームマウントとしていたが、この「クラシック」は、コンベンショナルなリアフェンダー(とナンバーホルダー)を採用。ビンテージ風シートなスポークホイールで、クラシックスタイルを特徴づけていた。