車体まわりは基本的に1990年のK100RS(4V)と同等だが、足回りにはさらに磨きがかけられ、フロントにはフォークスタビライザーが装備されたマルゾッキ製テレスコピックサスペンション、リアには独創的な機構のBMWパラレバーにショウワ製サスペンションユニットが組み合わされている。ブレーキは前後ともにブレンボ製キャリパを装備し、さらにABSシステムによって強力かつ安全なストッピングパワーを発揮。ハイスピード・ロング・ツアラーとしてはこのモデルの右に出るものがなく、走行性能はもちろんのこと、K-RS三代目となってフェアリングがエンジンまで覆う新形状となり、高速巡航性能は格段にアップ。モトロニックの進化によってさらに最適な燃焼効率と排気ガスの清浄化を両立している。