サンダーバードスポーツは、2003年に登場したスポーツネイキッド。1995年から、クラシックスタイルの3気筒スポーツとして販売されていたサンダーバード(2代目)をベースに、シートの変更やリバースコーンマフラーの採用、フロントブレーキのダブルディスク化などで、スポーティなルックスと機能向上が図られていた。また、ホイールサイズはベースモデルが前18インチ/後16インチだったのに対し、サンダーバードスポーツは前後とも17インチ。リアタイヤは160ミリ幅に拡大されていた。排気量855ccの水冷3気筒DOHCエンジンは、ベースモデル比+13psの83psを発揮。長寿モデルになることはなく、ラインナップ落ち。数年後には、3代目の「サンダーバード」が、大排気量2気筒エンジンのアメリカンクルーザーとして登場した(2009年)。