モンキーRTは、モンキーR(1987年)のバリエーションとして、1988年3月に発売された。もちろん、モンキーR同様に、モンキーの派生モデルで、基本的な機構はモンキーRと共通。なので横置きの空冷4スト単気筒OHCエンジンは、4.5psを発揮し、フレームはスポーツバイクらしいツインチューブ、フロントブレーキは油圧ディスク式だった。モンキーRTの特長は、アップハンドルを装備し、ゆったりとしたポジションで乗ることができるようになっていたこと。アップされたのはハンドルだけじゃなく、フロントフェンダーもで、モンキーRには装備されていた可動式のリアフェンダーはなくなっていた。また、タイヤはオン/オフ用に変更されていた。