ボディ一体式のフロントバスケットを備えた原付スクーター、ディオチェスタは、1995年4月に新発売され、途中で数年のブランクはあったものの、2014年モデルまでラインナップされていた。そのキャラクター設定を、ざっくりといえば、ディオ・シリーズのショッピングユース特化モデル。ディオチェスタのモデルヒストリーもざっくり区切れば、発売から1998年モデルまでの2ストロークエンジン時代と、2004年から販売終了までの4ストロークエンジン時代に分けられた。2004年モデル以降は、フロントバスケットに荷物の飛び出しを防ぐロールシャッターが設けられた。4スト時代の途中、2008年モデルからは、燃料供給装置にフューエルインジェクションを採用した。