スピードトリプル1200RRは、2022年の新型モデルとして、2021年9月に発表されたカフェレーサースタイルのロードスターモデル。2021年に発売されていたスピードトリプル1200RSがベースモデルで、丸型ヘッドライト(LED)を中心としたハーフフェアリングをフレームマウントし、低くマウントされたハンドル、標準で付属したシングルシートカウルで、レトロ感のあるカフェレーサー・スタイルを作り上げていた。なお、シングルシートカウルはタンデムシートとの交換も容易。最高出力180ps/最大トルク125Nmを発揮する1,160ccの並列3気筒エンジンはベースモデルゆずり。5種類のライディングモード選択、クイックシフター、6軸IMU(慣性測定ユニット)が制御するコーナリングABSやトラクションコントロール、ウイリーコントロールなどが装備されていた。さらに、スピードトリプル1200RRには、オーリンズ製の電子制御式セミアクティブサスペンションが採用されていた。※日本では2022年1月発売(予定)