2015年にブランドがスタートしたドゥカティスクランブラー。モデルバリエーションを拡大していく中で、翌2016年に排気量399ccのスクランブラーシックスティー2が登場した。日本では、普通二輪免許(中免)で乗れる身近なドゥカティとして親しまれていたところ、2019年1月に、その「400cc・スクランブラー」に新しいモデルが加わった。それが、スクランブラー#HASHTAG(ハッシュタグ)だった。2010年代のSNSカルチャーを象徴するかのようなモデル名を持つ、新しい400ccモデルは、ブラックナイトカラーを全身にまとい、シックスティー2とは一味違う、クールでスタイリッシュな印象に仕立てられていた。なお、欧州ではオンライン販売専用モデルだったが(だからこそ、この名称)、日本では販売店で購入可能になっていた。