2024年のEICMA(ミラノショー)で発表されたトゥアレグ660ラリーは、3年前のミラノで発表され発売されたミドルクラスのアドベンチャーモデル、トゥアレグ660のバリエーションモデルだった。排気量659ccの並列2気筒エンジンはじめ、車体構成の多くは、2025年モデルでユーロ5+に適合したトゥアレグ660と共通で、ラリーレイド参戦マシンのような装備とルックス、カラースキームが特徴だった。装備の面では、フルチタンのSCプロジェクト製エキゾーストシステムが標準採用され、エンジン下のサンプガードも大きなものとなっていた。また、チューブタイヤに対応するスポークホイールに変更され、フロントフェンダーは、アップマウントされていた。ハンドルバーとシートは、スタンディング走行への移行が行いやすい形状になり、スクリーンやハンドルガードなども変わっていた。※2024年11月時点で、日本国内への導入情報は発表されていない。