2025年モデルで一新されたインディアン・スカウトシリーズにおいて、最もスポーツ性能の高いモデルが、101スカウト(ワン・オー・ワン スカウト)だった。このモデルから、スカウトシリーズは、排気量1,250ccの水冷4ストローク60°V型2気筒DOHC4バルブエンジン(スピードプラス1250)を搭載するようになった。101スカウトも同様だが、他のスカウトとは異なり、101スカウトのみ独自のECU(エンジンコントロールユニット)を採用して、最高出力が+3kWの82kWを発揮した。フロントフォークが倒立式で、フロントブレーキがダブルディスク式なのも、101スカウトのみ。エンジンの出力モードは3種(レイン/スタンダード/スポーツ)から選択可能で、クラッチレバー操作を軽くし、シフトショックを和らげるスリッパー&アシストクラッチを採用。メーターは直径101ミリの4インチのフルカラー液晶で、タッチパネル式だった。