ベンリィCD125Tは、1977年登場のビジネスモデル。登場はこの年の4月で、最終モデルが設定されたのは21世紀になったばかりの2001年1月だった。この間、1987年に4速ロータリーが5速化されるなど機能的な変化を受けるマイナーチェンジはあったものの、1979年にレッグシールドを標準装備としたこと以外に、外観上の大きな変更はなかった。ずっと搭載されてきた124ccの空冷4スト並列2気筒SOHCエンジンは、モデル末期2001年の変更で排出ガス規制に対応して1psだけ出力を落とした(12psから11psへ)が、ビジネスモデルとしての機能性などに影響はなかった。