インディアン・スカウトシリーズが、2025年モデルで一新されたとき、新たに登場したのが、スーパースカウトだった。同時に発表された5モデルの中において、スーパースカウトのキャラクターは、伝統的なアメリカンスタイルのロングツアラーであったこと。フロントスクリーンを備え、あらかじめタンデムシートが装着され、サドルバッグも標準装備されていた。ホイールは前後とも16インチのワイヤースポークタイプ。搭載したエンジンは、排気量1,250ccの水冷4ストローク60°V型2気筒DOHC4バルブエンジン(スピードプラス1250)で、79kW(105HP)の最高出力と、108Nmの最大トルクを発揮。クラッチレバー操作を軽くし、シフトショックを和らげるスリッパー&アシストクラッチを採用していた。メーターは直径101ミリの4インチのフルカラー液晶で、タッチパネル式だった。