ベンリィCB50(1971年)、ベンリィCB50JX(1973年)、CB50JX-I(1976年)と続いてきたCB50シリーズの4世代目となるのが、CB50Sだった。発売は1980年2月。直前のCB50JX-Iから進化したポイントは、前輪のディスクブレーキが、従来の機械式ではなく、大排気量モデル同様の油圧式に変更されたこと。エクステリアデザインも一新されるとともに、リアキャリアを標準装備するようになった。81年のマイナーチェンジは、グラフィックの変更とともに、フレームカラーが(黒から)シルバーになったことだった。50ccのCBシリーズは、CB50Sをもって、ラインナップから外れることになった。