欧州名ER-6fの、北米市場などでの呼び名がニンジャ650Rだった。北米では、「ニンジャ」ネーミングが好まれる傾向が強く、ER-6f(ニンジャ650R)が搭載するような並列2気筒エンジン車は、(4気筒の半分という意味で)ハーフニンジャと呼ばれていたほど。ER-6fは2009年モデルでカウル形状を一新し、多機能デジタルメーターを採用して、個性の確立を追求した。続く2012年のマイナーチェンジとともに、北米名ニンジャ650Rは、Rが取れて「ニンジャ650」に改められた。余談だが、ニンジャ250Rがニンジャ250に、Rが取れたのは、翌2013年のこと。