1994年4月に発売されたイントルーダー400は、前年に登場していたイントルーダー800の400cc版という位置付けだった。排気量399ccの水冷4ストV型2気筒(バンク角45°)エンジンと、5速ミッション、シャフトドライブが組み合わされ、フロントは大径の21インチホイールだった。ハンドル形状は、プルバックタイプのアップハンドルと、フラットバーハンドルの2タイプが用意されていたが、80年代から90年代は、ビラーゴ(ヤマハ)やレブル(ホンダ)などにも同様の設定があり、珍しいものというわけではなかった。1996年にはフロントホイールが19インチになるなどの仕様変更を受け、90年代後半まで販売された。2001年には、クラシカルな外装、リジッド風フレームを得たイントルーダークラシックが登場した。