1968年に初代モデルが登場して以来、ベスパのスモールボディレンジを象徴する存在となっているのがプリマベーラ・シリーズ。1982年までの長期にわたり生産が続けられたベスパ史に残るヒットモデルだった。その名を継承して、2013年のミラノショーに展示され、2014年モデルで再登場した新生プリマベーラ・シリーズには、125ccと50ccののほかに、150ccモデルも設定された。排気量155ccの空冷4スト単気筒SOHC3バルブエンジンを、スチールモノコックのフレームに搭載。2018年モデルでLEDヘッドランプを採用するなどして、このモデルから日本市場に導入された。