モンキーRは、1987年3月に発売されたスポーティな50ccレジャーバイク。その名称からも明らかなように、モンキーの派生モデルとして登場した。モンキー・シリーズなので、搭載するエンジンは49ccの空冷4スト単気筒ながら、その出力は、同時期のモンキー(ゴリラ)の3.1psから4.5psにまでアップされており、フレームもスポーツモデルらしいツインチューブ式。フロントブレーキには油圧ディスク式を採用し、ステップはアルミ製など、コンパクトサイズながら本格的なスポーツモデルとしての装備を持つのが特徴だった。ホイールサイズも、モンキー(ゴリラ)の8インチに対し、10インチで、チューブレスタイヤを組みあわせていた。翌88年には、アップハンドルタイプのモンキーRTが登場した。