ベンリイCL50は、Tボーンフレームに横型エンジンを搭載したベンリイ・シリーズのスクランブラースタイル。1968年から数年間と、そのおよそ30年後の1997年にリバイバル発売されてからの数年間の、2度ラインナップされた。90年代のCL50は、レトロスタイル・ブームを受けての再登場で、若い女性層を中心に人気を集めた。スーパーカブ系の49cc空冷4スト単気筒エンジン、ロータリー式4段変速、前後17インチホイール、機械式ドラムブレーキ(リーディング・トレーリング)の組み合わせ。1999年に小変更を受け、スーパーカブでも使われていた、パンクしにくいタフアップチューブを採用した。