2004年に設定されたフュージョン・タイプXXは、メーカーカスタマイズドモデルのフュージョン・タイプX(2003年)をベースに、もう一段階カスタムポイントを重ねたモデルだった。すなわち、タイプXの特長であるメッキハンドル、ショートスクリーン、バックレストの3点に加え、アンダーカウルがボディ同色としたこと、カラーパイピング入りシートの採用、ホイールのブラック塗装を行なっていた。この段階で、フュージョン・シリーズは、スタンダード、タイプX、タイプXXの3タイプ設定となったが、これは2004年のみのこと。翌年には、タイプXが「ボディ同色のアンダーカウル」、「ブラック塗装のホイール」というタイプXXの特長を備えることになり、2005年モデルにタイプXXはラインナップされなかった。