YS150フェーザーは、2013年からブラジル市場向けで販売されたストリートスポーツモデルだった。ヤマハにとっては、ブラジルにおける150ccクラスに導入した初めてのモデルとなった。空冷4スト単気筒のエンジンは、フューエルインジェクションが組み合わされていた。現地では、標準仕様のほか、センタースタンドを備えた上級仕様も設定されていた。なお、正式な車名はYS150 FAZER BlueFlex(ブルーフレックス)となっており、ブラジルで一般的な、ガソリンとエタノールの混合燃料に対応したモデルを、ヤマハは「ブルーフレックス」と呼称していた。