インディアン・スーパーチーフリミテッドは、2022年モデルとして2021年に発売された。当時のインディアン各モデルにおける「リミテッド」は、よりロングツアラーに適した装備が与えられた車両であることを意味しており、スーパーチーフリミテッドもそうだった。この年に登場した新生チーフ・シリーズにおいて、ウインドシールドとサドルバッグ、フットボードを備えていたのは、スーパーチーフリミテッドのみだった。搭載したエンジンは、排気量1,890ccの「サンダーストリーク116」で、162Nmの最大トルクを発生。ツアー、スタンダード、スポーツの3つのライドモードが選択可能で、クルーズコントロール、ABS(アンチロックブレーキシステム)などを搭載していた。ヘッドライトはLEDで、充電用のUSBポートも備えていた。