バイクカタログ情報(トライアンフ(TRIUMPH)Tiger 900)

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トライアンフ(TRIUMPH)Tiger 900のカタログ情報

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車輌プロフィール

トライアンフのミドルクラスアドベンチャーが、タイガー800(XR/XC)から、タイガー900(GT/ラリー)にモデルチェンジしたのは、2020年のこと。タイガー800の登場から、ちょうど10年目のことだった。「800」時代には、キャストホイール仕様とスポークホイール仕様が、それぞれタイガー800(2015年からはタイガー800XR)、タイガー800XCとしてラインナップされていたが、「900」になると、キャストホイール仕様とスポークホイール仕様という区分は変わらないものの、装備を簡素化したベースグレードとしての「タイガー900」(キャストホイール)と、キャストホイールを採用した上級仕様の「タイガー900GT」、スポークホイール採用で本格的なオフロード走行も想定された「タイガー900ラリー」の3タイプラインナップになった(GT及びラリーには、装備・機能が充実した「プロ」も設定され、計5グレード展開)。なお、2020年のタイミングでタイガー900が新登場したのは、欧州の排出ガス規制であるユーロ5への適合が必要だったため。水冷3気筒エンジンの排気量は、888ccに拡大され(シリンダーボアを4mmアップして78mmに変更)、よりシャープな形状になったヘッドライトを含む灯火類は、全てLED化された。タイガー900にも、ABSやライディングモード選択などが搭載されたが、機能はGTやラリーよりも簡素なもので、メーターパネルには5インチのTFT液晶が採用されていた(GT及びラリーは7インチ)。タイガー900・シリーズは、2024年に仕様変更とラインナップ整理が行われ、ベースグレードのタイガー900は、その整理対象となり、カタログ落ちした。※日本市場への導入なし
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